2010年12月12日日曜日

一生ものの抜け殻


ものを作る際に出る切れ端って本当にゴミなのでしょうか?
クッキーを作るときに出た切れ端は、
集めてへんてこな形をもう一枚焼きます。

野菜の切りくずは、漬物やピクルスにして食します。
鍵の抜け殻も何かに使えるはずなのです。




フォブオフキーリングは、ウィリアム・ウォレンが初期に手がけた
銀細工シリーズの代表作です。
鍵を型抜きした後に残る抜け殻からには、
モノを大切にするウィリアム・ウォレンの思いが込められています。

私は、このキーリンを十年以上愛用しています。
鍵と擦れたり、落としたりして傷だらけですが、
自分と一緒に歳をとっていくようで、年々愛着が深まっています。
シンプルで肉厚な作りは、全く壊れる気がしないので、
一生使うつもりですし、自然とそうなっていく気がします。

何処へ出かけるときも出ると肌身離さず持ち歩くキーリング。
それが一生続くなんて考えると、なんだか素敵です。
大切な人への贈り物にもいいですね。

by 板長

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