2011年3月25日金曜日

電球にも節電対策を


地震後の発電所の影響により、関東では節電対策が
始まっており、こちら江東区辰巳にあるトリコの
ショールームでも、節電の為ただ今照明や暖房を極力
つけずに営業しています。

皆さんのご自宅でも節電の為、間接照明だけで
夜を過ごされる方も多いと思いますが、
照明にはどのような電球をお使いですか?

電球は大きく分けると、一般的に白熱球と蛍光球の
2種類があります。
(LED電球もありますが、まだまだ一般家庭には
広まっていないようですね。)

この電球を1個変えるだけで消費電力が結構大幅に変わり、
上手に節電出来る事はご存知でしょうか。



定番の電球「白熱球」です。↑

特徴:
-陰影があり、温かみのある光の色。
-熱を発生する。
-つけた当初から安定した明るさを供給。
-電力消費量が大きく製品寿命が短い。
-価格: 約100円前後
-寿命: 1000〜2000時間程度


こちらが「蛍光球」です。↑

特徴:
-陰影が少なく、さわやかな明るさの光の色。
-熱を発生しにくい。
-白熱電球に比べて製品寿命が長く、省電力。発熱も少ない。
-つけた時は暗く、だんだん明るくなっていく。その為点灯を
何度も繰り返すような場所にはあまり向かない。
-価格: 約1000円前後
-寿命: 6000〜13000時間程度 (寿命は白熱球の約6倍)


40Wの白熱球と蛍光球を1日3時間使用した場合の電気代を
比較してみます。

電気代=W数/1000×点灯時間×23円

として計算をして比較していくと、以下のように。

-
白熱電球 (年間/6個分)
=40/1000×4時間×365日×23円×6個=8,060円

蛍光球 (年間/6個分)
=10/1000×4時間×365日×23円×6個=2,015円
-

単純計算ですが、1年間で約6,045円の節約になるという事です。
たった6個電球を変えるだけでこの金額は、かなり驚きですよね。

EUでは、「エコではないから」という理由で白熱球の
販売が禁止となりました。
日本でも2012年で白熱球の製造・販売が自主規制されるようです。

新しく電球を買おうとしている方で迷ってらっしゃる方は、
少し高めですが結果的に環境にもお財布にも優しい
「蛍光球」を購入されることをお勧めです。

トリコでもさまざまな間接照明に蛍光球を使用しています。



いくら節電とはいえども、真っ暗な部屋では生活が出来ません。
テレビを消して、お気に入りの間接照明をひとつだけつけて、
静かにゆっくりとリラックスした夜の時間を過ごしてみてはいかがでしょう。



byなかなか

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